料理の基本の気持ち その②

道具編 その

今日は、道具についてお話をしたいと思います。

調理に携わる道具として、包丁、まな板等がありますが、先ずは包丁から

お話したいと思います。

包丁の素材は、古来の鏨(たがね)に始まり、現代のモリブデンまで様々な物が数多く見受けられます。

鏨(たがね)は、古来の武士の刀より端を発し、流派によっては重用されて来

ました。

但し、一般的には手入れが難しく、現代では和食の世界でしか見受けられなくなりました。

現代では、外科手術で用いられるモリブデンや一般的に手に入れ易いステンレスの包丁が多く見受けられます。

包丁は手入れさえすれば、数十年、あるいは数百年、使う事が出来ます。

因みに、私が使っている包丁はステンレスですが、40年以上使っています。

今も、一番、よく使う包丁の一つです。

手入れも、切れが悪くなる前に定期的に行っています。

手入れ方法は、多種ありますが、私は市販の砥ぎ機で行っています。

一番、簡単な方法としてアルミホイルで磨く方法があります。

アルミホイルで磨くと笑われるかも知れませんが、侮ることなかれ、切れ味は

復活します。

機会があれば、お試し下さいませ。

今日は、このへんで失礼致します。

お多福でした。

次も、道具編です。